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STRiDA(ストライダ)[おもちゃの紹介 1]

最初の記事はブログ作ろうかなと思ったキッカケにもなった、折りたたみ自転車の STRiDAストライダから紹介したいと思います。

STRiDA (ストライダ)

STRiDA LT (ストライダ

この独特のフォルム。
一見しては自転車っぽさがないため目立つので、乗っていて楽しい気分にしてくれます。

まず、どんな自転車なのか?
紹介していきたいと思います。 

 

 

 

ストライダとは

1987年にイギリスで機械技師だったマーク・サンダース氏が考案。
三角フレームと簡単な折り畳み機能・デザインが特徴となっています。

1989年に初期モデルのMK1、1998年にMK2、2002年にMK3と改良を重ね販売され続けており、3.3、5.0等を経て、現在ではLT(16インチキャスト)、SX(18インチスポークホイール)、EVO(16・18インチ内装3段変速)が販売されています。

STRiDA(ストライダ)

STRiDA 折りたたみ時

3本のアルミパイプで構成され、折りたたみ時はパイプが束ねられる形状となり非常にコンパクト。
ホイール同士がマグネットで固定されるため押して転がし移動も可能。

折りたたみや展開には数十秒で可能で、駆動伝達はベルトドライブのため、チェーンの用に油で汚れるなどもありません。

独特の形状のため耐荷重は100kgとなっており、身長は150cm以上推奨とされています。

現在、日本の総代理店はGSジャパン株式会社。




輪行について

折りたたみ自転車という特性を活かすにやはり輪行がイチバン。
数十秒でたたむことができ、専用の輪行バッグにササッと入れられるのはロードバイクなどの自転車には出来ない早業です。

自転車として展開している時は付属しているキャリアにすっぽり収まるサイズに畳むことが出来ます。

輪行袋もバッグに付属しているポケット部分が収納時の袋も兼ねており、若干慣れが必要ではありますがある程度バッグのポケットを袋状にして、ギュッギュと詰め込む感じでも畳めますのでスグ慣れるかと思います。

STRiDA(ストライダ)

ストライダ 輪行バッグ ST-BB-007

電車でふらりと足を伸ばした先でストライダに乗って現地移動。
バスやタクシーでは見落としてしまうようなお店や風景、その土地のニオイなども楽しむことが出来ますし、徒歩では難しい距離もストライダならスーッと行けてしまいます♪

STRiDA(ストライダ)

ストライダ △の中に富士山

通常の自転車と比べ畳んだ際の形状が縦長となるため、電車内でも足の間に挟んでおくなどすれば、少し膝を開くようにはなってしまいますが自転車輪行としては場所を取らないのも魅力ですね。

ただ、軽量のLTでも重量は10.6kg、最重量の18インチEVOとなると12.8kgにもなりますので、バッグで持って運ぶのはツライ重さになってしまいます。

電車の乗り換え時の移動距離や改札からホームまで等、極力歩く距離は少なめになるようなルートを考えたいところです。

輪行バッグのタイヤ側はめくった状態で固定できるようになっておりますので、一応転がしての移動も可能ですが一見楽そうに見える転がし移動も意外と腕に負担がかかるので短距離がオススメです。

購入前は転がせば楽だなーって思っていましたが、重さの大半を支えながら転がすことになるので重いです(笑)



乗り心地

私は16インチのLTを購入後に18インチのホイールへ交換いたしましたので、その両方の乗り心地などをインプレしていこうと思います。

STRiDA(ストライダ)

キャットアイ クイック CC-RS100W

STRiDA(ストライダ)

サイコン用マグネット取付加工

まず、購入時にスピードは分かるほうが楽しいと思いまして、キャットアイサイクルコンピューターのクイック(CC-RS100W)というものを取り付けました。

ホイールに付けたマグネットで速度などを計測するため、キャストホイールのどこにマグネットを付けよう……と考えた結果、リフレクターにレジンでマグネットを固定させる方法に。

この辺りはあまり参考にはならないかもしれませんが、見た目が気にならなければ結束バンドで簡単に留めることも可能なようです。

速度についてはこのサイクルコンピューター(サイコン)を基本に記述しています。


16インチと18インチのホイールの重量差は500g程あるようなのですが、乗ってる時に重さは気になりませんでした。
走り出しや上り坂で変わると書かれているのは見かけますが、鈍感な私では分かりませんでした……。

ただ、袋に入れての持ち運び時は重さの違い、感じますね(笑)

脚力で速度もだいぶ変わってくるとは思いますが対比で違いを感じてもらえれば幸いです。

 

16インチの時は、平地で漕ぎ続けて巡航速度は15km/hほど。
20km/hを超えてくるとから回る感じがして、それ以上ペダルを回しても意味ない感じになってきます。

また、タイヤの軸からだいぶ前方にハンドル軸があるため、独特のハンドリングとなるストライダですが、タイヤが小さいので下り坂などで25km/hを超えてくるとナカナカの怖さ、安定感が少ない感じでした。
段差を超える際もキャストホイールの為、衝撃がそのまま伝わってくるので結構硬い乗り心地ではあります。

次に18インチですが、こちらは平地の巡航速度は20km/hを超えてくる感じです。
たかが2インチ、5cmほど外形が大きくなっただけなのにこんなに変わるとは思いませんでした。

15km/hぐらいまではスーっと出るので16インチの時より少ない疲労で距離を稼げている感じがありますね。

また、私の脚では18インチで頑張ってペダルを回しても空回りする感じが出るほど速度が出ませんでしたので、この辺りも良い感じです。

キャストホイールからスポークホイールへ変更となったため、乗り心地もだいぶ柔らかくなりました。

STRiDA(ストライダ)

左2台LT(16インチ)、右SX(18インチ)

見た目については好みもあると思いますが、16インチも18インチも絶妙にいいバランスですねw




パチライダについて

ストライダSTRiDA)のパチ(偽)もの、併せて「パチライダ」。

台湾にて生産を行っていたようなのですが、特許が切れたにあたって偽物が出回っています。

日本国内でストライダを購入する場合は一番安いLTでも定価が85,000円+taxとなりますが、パチライダは10,000円以下で購入できることもあるようです。

どちらが良いか悪いかについては見解により異なるとは思いますが、偽物の方は本物の方から気になるところを改善して作っているので改良されていて良いという意見も見かけました。

ただ、底辺のフレームを固定する部分が走行中に千切れたという事案もあるようで大怪我に繋がる可能性も否めません。

そういう事を考えると偽物と比べると高額となってしまいますが、本物のストライダを購入したほうが気持ち的にも安心かなと思われます。

STRiDA(ストライダ)

パチライダ

最初の一台目はパチライダでした……。

チェーンで展開している某リサイクルショップで、ストライダとして購入したのですが、持ち帰ってメンテナンスをしていると説明書と異なる所が多々あり、調べてみるとパチライダという事が判明しました。

もちろんお店の方も返品に応じて頂けましたし、このせいで熱が上がって勢いで本物を購入となり面白いオモチャを手に入れたキッカケとして一応パチライダの事も書いておきました。

旧モデルを私はじっくりと見たことが無いのでLTとの違いになりますが、これから購入を検討される方へLTとパチライダの差異を記述しておきます。

パチライダは5.0を元にして作られているようですので、本来は5.0と比べての差異のほうが良いのかもしれませんが……。


 ・ハンドル周りが違う 
ステム根本(△からハンドルバーへ出っ張ってる部分の根本)の形状が違います。
強度を増やすため根本の下部分には補強部品が溶接されていますがパチライダにはありません。

また、ハンドルバーを固定する部分にポッチがあるのですが、その形状が違います。
本物はTの形をした真鍮ですが、偽物はただの出っ張りの真鍮で存在しているだけで何の仕事もしていません。


・底辺部分を固定する部品が違う 
前方のフレームと底辺を繋ぐ部分の部品ですが、見比べると分かりますが弱そうです。

本物は下の方にもステーが伸びており強度を確保していますが、偽物はついてるだけです。
これが千切れる要因になっているのかもしれませんね。


・キャリパーが違う 
説明書と見比べると全く違う形状の物がついています。
構造としては似ていいますが別物です。


・BB(ボトムブラケット)部分が違う 
ペダルがついている部分の棒の根本です。
台形の部品が溶接されていますがLTではBBを覆うような丸い形状のものが溶接されています。

ただ、これは昔のストライダの写真を見ると同じ形状のものがあったので判断基準としては難しいかもしれません。


・サドルブラケットのバンドが3本 
サドル下にある黒いプラスチックの部品ですが、偽物はステンレスのバンドが3本で止められています。

本物は2本ですのでぱっと見で一番わかり易いところかもしれません。


・サドル後部にキャリアを固定する部品追加 
これは本物にはついていない部分になります。
畳んだりする時にキャリアを上に跳ね上げますが、その状態で固定できる部品が偽物にはついています。

……便利です。


STRiDAのロゴ 
本物は到るところにしつこいぐらいSTRiDAと書かれていますが、それがありません。
底辺フレーム、タイヤ、サドル、サドルブラケット、キャリア、キャリパー 等


・フレーム番号が無い 
最初におかしいな?って思った要因でもあります。
本物は底辺のフレームの一番後ろの下側にフレーム番号が打刻されていますが、偽物はツルツルでどこにも書かれていません。

 

以上が、私がパチライダをパチライダと判断した部分になります。

ミニベロを取り扱っているお店でストライダを注文して購入される際は気にする必要も無いでしょうが、リサイクルショップやフリマアプリ等で購入を検討される方でSTRiDAストライダ)が欲しいという方は、参考にしてみてください。

 

 

カスタムとか

私はLTを購入後は、

ペダル、サドル、グリップ、ブレーキレバー、ベル、ホイール、キャリア、を交換。
前後ライト、サイコン、ボトルケージ、スタンドを追加でつけています。

オリジナリティはなかなか出しにくい自転車ではあると思いますが、皆んな本体の色に併せたカスタムで個性を出していますね。

ハンドルバーが22.4mmだったり、フレームが32mmということを覚えておけばイロイロ使えるパーツなども出てくるかもしれません。

時々TwitterFacebookでオーナー達の集まりが催されたりしていますので、見に来てみていろんなストライダを見るのもイイですね!


以上、最初のおもちゃとなる、折りたたみ自転車ストライダのご紹介でした!

 

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STRiDA(ストライダ)

原岡桟橋

バッグに入れればフェリーも乗船券だけで乗れちゃいます♪
東京湾フェリーについては問い合わせして確認 他は分かりません。